ワーク・ライフ・バランス 女性職員編
充実したワーク・ライフ・バランスを実現する岐阜市役所の制度や働き方を紹介します。
女性職員のワーク・ライフ・バランス
一児の母として子育てと業務に奮闘する女性事務職員にインタビューしました。
事務職 経済部経済政策課(2020年4月当時)2010年入庁
Q.充実したワーク・ライフ・バランス実現のために利用している制度を教えてください
A. 育児休業を経て、今は「部分休業」という制度を利用しています。これは1日の勤務時間のうち一部を休業できるものです。私は9:45~16:30まで時短勤務し、出勤前後に子どもを保育所に送迎しています。繁忙期は残業することもありますが、この制度のおかげで朝の支度がゆとりを持ってできる等、家庭での時間を増やすことができ、大変助かっています。
また、子どもの看病や通院等で急な休みが多くなってしまいがちですが、「年次有給休暇」とは別に、「子の看護休暇」制度によって年間5日まで休暇が取得できるのもありがたいです。
さらに、多くの企業は約1年〜1年半の育児休業期間であることが多いと聞きますが、岐阜市では最大子どもが3歳になるまで育児休業を取得できるのも魅力です。私は約2年間取得しましたが、子どもと過ごす時間を比較的長く持てるだけでなく、復帰に向けた準備期間としてもゆとりを持つことができた期間でした。
Q.効率良く仕事を進めるためにどんなことに気をつけていますか?
A.私が所属する経済部経済政策課は予算編成や決算報告等の業務を行なっています。子どもの送迎等で時間が制限される中、常時同時進行する業務が複数あるため、その中で優先順位をつけながら明日でもいいことは明日に回す、残業は最小限とし、その日に集中するなどメリハリをつけながら業務にあたっています。
Q.休日はどのように過ごしていますか?
A.コロナ禍のため遠出はせず、子どもと近隣で過ごすことが増えました。息子は働く車が大好きなので、ぎふメディアコスモス隣の岐阜市役所新庁舎建設現場に寄ったり、長良川の河川敷や商店街のレトロな街並みの中を散歩したりすることもあります。夫が単身赴任中のため、一人での子育ては大変な部分もありますが、職場での理解や制度の活用時には両親の協力を得ながら子どもと過ごす時間を第一に考えることのできる環境に大変感謝しています。