女性活躍の推進(環境部編)

女性活躍の推進に取り組む岐阜市役所で、能力を発揮して生き生きと働く職員の声を紹介します。

女性活躍の推進(環境部編)

環境部 低炭素・資源循環課(2022年12月当時)1991年入庁

Q.所属と担当業務を教えてください。

環境部 低炭素・資源循環課

A.低炭素・資源循環課の課長をしています。この課は都市美化係、ごみ減量・資源化係、低炭素係の3つに分かれており、ごみの減量や地球温暖化など地球環境に関する意識啓発や対策事業の推進などを行っています。例えば、新型コロナウイルス感染症の流行が拡大し、啓発事業が滞りがちだった令和2年頃には、生ごみ減量施策の一環である「ダンボールコンポスト講座」について、コロナ禍中だからこその普及に力を入れました。もともと対面での講座だけでしたが、動画を作成し、岐阜市公式YouTube視聴による講座を開始。ダンボールコンポストアドバイザーの資格を持つ職員を交えて知恵を出し合い、収録から編集までを行いました。動画だと自分の好きなタイミングに観ることができる気軽さから、30~50代の現役世代に評判です。また、普段は講座に足を運びづらいママさんが受講していただけたことも大変うれしく思っています。今後は若い年齢層にも興味を持ってもらい、生ごみの減量や資源化に貢献したいです。

Q.これまで携わってきた業務の中で一番印象に残っていることは何ですか。

A. 以前所属していたまちづくり推進政策課では、主に景観に関する業務を担当しており、市民の皆さんとともにまちなみを生かすまちづくりに取り組みました。特に金華地区のまちづくりに携わっていた際には、多くの歴史的特性や文化、自分たちのまちに対するプライドに触れ、行政の担当部局も交えて地域の皆さんとたくさん話し合い、地域にふさわしい修景や都市計画決定などを進めたことがとても印象に残っています。

Q.女性活躍が推進される中で、女性にとって働きやすいと感じるところは何ですか。

A.入庁した当時、女性は始業前の机拭きなどがあり、担当する業務もある程度は限定されていたように思います。しかし最近では、男女による業務内容の違いをあまり感じません。また、出産や育児などのライフイベントに対応する制度を利用して、ほとんどの方が仕事を続けていますので、仕事と家庭の両立に関する不安は比較的少ないと思います。

Q.仕事と私生活を両立するにあたって、大切にしていることは何ですか。

A.私は実家が寺院であるため、住職も務めています。休日は法務を行っているので完全な休みはあまりありませんが、全く異なる仕事を行うことが気持ちのリフレッシュになっています。たまの余暇を利用して出かけたり、読書をしたりして、わずかな時間でも楽しむよう心掛けています。

Q.後輩の女性職員やこれから受験予定の女性にメッセージをお願いします。

A.岐阜市は中核市なので、他の市町村よりも幅広い業務に携わることができます。さまざまな部署で経験を積み、多様な方と交流する中で、自分自身の知見はぐんと広がります。この特権をどのように生かすかはあなた次第。配属された部署で前向きに仕事を楽しみながら、これからの岐阜市を一緒に築き上げていきませんか。