女性の働き方特集 管理職編
仕事と家庭との両立を叶える岐阜市役所での制度や働き方、女性管理職としてのやりがいを紹介します。
子ども未来部 こども政策課(2021年12月当時)1985年入庁
Q.担当業務を教えてください。
A.子ども未来部次長兼子ども政策課の課長をしています。保育所の管理や児童手当など、子ども及び子育てに関する施策の企画・調査・調整や少子化対策、子どもの貧困対策などの業務に携わっています。また、管理職としては業務がスムーズに進むように課全体の管理を行っています。
Q.仕事と家庭の両立のために利用した制度を教えてください。
A.長男、長女を出産した際にともに1年間の育児休業制度を利用しました。育児休業明けからは保育所を利用し、子どもの送り迎えができないときは夫や母に協力してもらったり、延長保育を活用しました。当時は今ほど制度が充実していませんでしたが、1年間の育児休業を取得できたことは本当にありがたかったです。学校行事で休むことに対する職場の理解もあったので、子どもとの時間を大切にできました。現在は育児休業が最長3年とれますし、部分休業や育児短時間勤務といった制度もあるので良いですね。
Q.管理職になって良かったと思うところは何ですか。
A.課内、部内、市役所全体の業務に関心を持ち、自分の部署での対応を考えて行動していくことにやりがいを感じています。
Q.管理職として活躍される中で、女性にとって働きやすいと感じるところは何ですか。
A.休暇などの福利厚生制度が整っているところです。また、男女共同参画や子育て支援の政策を担う部門などでは、女性の視点が活かされるので特に活躍できると思います。男女共同参画の部門においては、女性課長という立場だったので、市民団体から大きな期待を寄せていただきました。
Q.後輩の女性職員やこれから岐阜市役所入庁を考えている女性にメッセージをお願いします。
A.女性には妊娠・出産・育児というライフイベントがあり、仕事を続けることが難しい場合もあります。しかし、仕事を続けることは収入を得ることはもちろん、社会と繋がり、人としての成長を促す良い機会になると思います。市役所はそれらを実現してくれる素晴らしい職場です。仕事を続けて新しいことを学び、自身の視野を広げていくことが未来のあなたを作ります。失敗を恐れず、何にでも挑戦してみましょう。