女性の働き方特集 管理職編

仕事と家庭との両立を叶える岐阜市役所での制度や働き方、女性管理職としてのやりがいを紹介します。

女性の働き方特集 管理職編

ぎふメディアコスモス事業課・図書館(2021年12月当時)1992年入庁

Q.担当業務を教えてください。

A.ぎふメディアコスモスの館長兼岐阜市立図書館長をしています。ぎふメディアコスモスの施設管理や分館、図書室を含めた図書館業務の管理運営を行っています。また、職員や司書、パート(会計年度任用職員)の方々が楽しく働くためにはどうすれば良いかを日々考えながら業務に従事しています。職員全員のパフォーマンスが最大限に発揮できる働きやすい環境を整え、市民の方々にもっと喜んでいただけるような施設にしていきたいと思っています。

Q.仕事と家庭の両立のために利用している制度を教えてください。

A.介護保険制度のデイサービスを利用しています。この制度のおかげで、勤務日は仕事に集中できるので大変助かっています。休日は家族の通院や家事、買い物、自治会の活動等、いろいろな用事に時間を使っています。また、身体を休めたり、リフレッシュしたりする日を設けて、仕事と家庭とのメリハリをつけています。

Q.管理職になって良かったと思うところは何ですか。

A.自分の意見が通りやすくなったことや、市の動向を知り視野を広げて活動できることです。管理職になると責任は重くなりますが、仕事としての知識はもちろん、自分が生きていくための知識と糧を得ることができました。困難なことも多くありますが、それを乗り越えた時の達成感と経験は何事にも代え難く、成長できていると思います。

Q.管理職として活躍される中で、女性にとって働きやすいと感じるところは何ですか。

A.入庁した当時は管理職というと、多くが男性職員でした。しかし、現在は徐々に女性管理職も増え、働くことに周囲の理解と協力が得られるようになったと感じます。

Q.後輩の女性職員やこれから岐阜市役所入庁を考えている女性にメッセージをお願いします。

ぎふメディアコスモス事業課・図書館

A.市役所で公務員として働くことは、幅広い業務に携わることができるため、経験を積むことで、多くの知識を得ることができ、非常にやりがいがある仕事だと思います。定年まで働く女性職員も大勢います。働き続けるということは大変ですが、そこで得る経験に何一つ無駄なことはありません。将来の自分への投資だと思って前向きに仕事に取り組むと、苦労が報われて自分に戻ってくる分も大きいと思います。とにかくチャレンジしてみることが大事です。