人材育成について

職場内外での研修を通して、職員の成長をサポートする制度を紹介します。

人材育成メイン

職員育成研修

職員育成のための研修として、多様なプログラムを設けています。大きく分けて職場内研修(OJT)と職場外研修(Off-JT)があります。
職場単位で行う職場内研修は、公務マインドの徹底を図るため、公務員倫理や待遇など必須の研修に加え、各職場の実情に合わせた研修を実施します。
一方、職場外研修は、職員の能力向上や専門性の向上を目指して実施します。
代表的なそれぞれの研修は次のとおりです。

職場内研修(OJT)

  • 仕事を通じた人材育成…職場の中で担当職員を決めて、仕事を通じて指導・教育をする職場先輩制度
  • 職場内集合研修…公務員倫理や接遇、人権、個人情報保護、所管業務に関する法律等を学ぶなど、職員の意識改革や所管業務に係る専門的な知識を身に付ける研修

職場先輩制度

新規採用職員に対し、職場内で仕事を通じた指導・教育をする「職場先輩制度」があります。
同じ職場の先輩が指導係として、電話の取り方、窓口対応、それぞれの仕事の処理方法などの「仕事の基本」や「日頃抱く仕事上の悩み」に対するアドバイスを行うことで、不安を少しでも軽減し、一人前の職員への成長をサポートするなど、職場全体で新規採用職員の育成に取り組んでいます。

職場外研修(Off-JT)

  • 新規採用職員研修…ビジネスマナー、公務員倫理など「岐阜市職員」として最低限身に付けるべき知識を学ぶ研修
  • キャリアアップに応じた研修…主任主事・技師等研修、中堅職員研修、係長研修、課長級研修などキャリア形成に役立つ内容を学ぶ研修
  • ビジネススキルアップを図る研修…仕事の効率アップ研修、パソコン技能(ワード・エクセルなど)研修など、業務効率化・生産性向上、職員のスキルアップをサポートする研修
  • 公務員としてのスキルアップ研修…公文書作成研修、住民対応研修など地方公務員として身に付けねばならない技術や知識を学ぶ研修

これら研修のほか、自己啓発メニューなどを通して職員の育成をサポートします。

人材育成2
人材育成3

派遣研修制度

岐阜市役所では、行政目線だけでなく民間の経営感覚やサービス意識などを習得するため、民間企業等への職員派遣を行っています。
派遣者の選定は基本的に庁内からの公募によることとしています。期間は概ね1~2年であり、派遣期間終了後は、できる限り研修先で培ったノウハウを業務でも活かせる人事異動に努めています。
例:広告関係の民間企業に派遣していた職員は広報部門、観光関係の民間企業に派遣していた職員は観光部門など

代表的な派遣先は次のとおりです

民間企業

  • (株)メルカリ
  • (株)岐阜フットボールクラブ
  • (公財)日本財団

他団体等

  • 国(内閣府、国土交通省、デジタル庁、子ども家庭庁、文部科学省等)
  • 岐阜県
  • 一宮市
  • 山県市
  • 笠松町